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Publication
Featured researches published by Eiichi Nishide.
Nippon Kagaku Kaishi | 1962
Eiichi Nishide
アルギン酸プロピレングリコールエステル水溶液に,有機酸アルカリなどの電解質を添加した場合の性状の変化,すなわち,粘性,水和性などの変化について種々検討した結果,次の知見が得られた。1)有機酸の場合アルギン酸プロピレングリコールエステル水溶液に有機酸を添加した場合,アルギン酸ナトリウム水溶液とは異なり,ゲル化を起さず安定であるが,高粘性物水溶液に有機酸を添加していくと,わずかな粘度低下ののち,再び粘度の上昇が認められる。有機酸による粘度の増大は,有機酸の解離定数の大小に応じて変化し,シュウ酸>酒石酸>酢酸の順序であった。この増粘現象をpHの変化より, H+の影響と推察した。つぎに,水和性,流動性については,アルギン酸ナトリウム水溶液と比較して安定であることを認めた。2)アルカリの場合アルカリの添加により粘度はいちじるしく減少し,アルカリ濃度0.03%以上になると,ほとんど消失してしまうことがわかった。アルギン酸プロピレングリコールエステルはアルギン酸ナトリウムとは異なり,アルカリに対して極めて不安定であることを示している。このアルカリ添加によるアルギン酸プロピレングリコールエステルの粘性の消失は,アルカリによるアルギン酸プロピレングリコールエステルの加水分解の結果と考察した。
Nippon Kagaku Kaishi | 1958
Fumio Kasahara; Eiichi Nishide
葉緑素含有物より,葉緑素を抽出する場合,従来の溶媒抽出法においては,葉緑素の収率きわめて悪く,しかも多量の溶剤を必要とし, また多額の原料乾燥費を計上するのできわめて原価高となり, ために葉緑素の一般利用をはなはだしく制限している現状である。故に著者らは,油脂の特性を利用して新抽出法を案出し,種々研究を行った。すなわち, アルギン酸抽出残留物をアルカリ溶液を用いて前処理を行い, 油脂成分をことごとくアルカリ溶液中に転溶させ,それより有機溶媒を用いて,クロロフイリンのナトリウム塩を分離した。
Nippon Kagaku Kaishi | 1963
Eiichi Nishide
Nippon Kagaku Kaishi | 1963
Takeo Takahashi; Fumio Kasahara; Eiichi Nishide
Nippon Kagaku Kaishi | 1963
Eiichi Nishide
Nippon Kagaku Kaishi | 1963
Eiichi Nishide
Nippon Kagaku Kaishi | 1962
Eiichi Nishide
Nippon Kagaku Kaishi | 1962
Takeo Takahashi; Fumio Kasahara; Eiichi Nishide
Nippon Kagaku Kaishi | 1962
Takeo Takahashi; Eiichi Nishide; Satoru Emura
Nippon Kagaku Kaishi | 1962
Takeo Takahashi; Fumio Kasahara; Eiichi Nishide