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Publication
Featured researches published by Fujio Egami.
Nippon Kagaku Kaishi | 1944
Fujio Egami; Yasuo Yagi; Seigo Hosoya; Ko Nishimiya
1) 志賀赤痢菌菌體外毒素の精製方法を改良し,駒込株よりは體重12gのマウスに對して最小致死量(m.l.d.) 0.1γ,東白株よりは1γのものを得た. 2)毒素核蛋白質の核酸部分と蛋白部分とを分離するに成功し,その各々の化學的及び免疫學的研究を行つた. 3)毒性及が沈降性は兩部分とも略々同程度に認められる. 4)駒込株及び東白株毒素の間には燐,硫黄含量に於て著しい差が認められる.又核酸中の糖の種類にも著しい相違が見出された. 5)分離せる蛋白部分は尚相當量(約10%)の糖を含んで居る.
Nippon Kagaku Kaishi | 1943
Fujio Egami; Ko Nishimiya; Seigo Hosoya
志賀赤痢菌菌體外毒素の精製試料につき化學的研究をなした結果,次の諸點を明かにした. (1) 同毒素は核蛋白質であり,その核酸部分と蛋白質部分との結合は極めて強固である. (2) その水溶液は2600Aに吸收帯を有す. (3) それはFeulgenのヌクレアール反應, Discheのヂフェニルアミン反應を示し, 2-デスオキシリボーゼの存在を想像せしめる. (4) 蛋白質部のアルギニン含量は普通の蛋白質と同程度であり,プロタミン,ヒストンの如きものではない.チロジンの存在は殆ど認められない.
Nippon Kagaku Kaishi | 1942
Fujio Egami; Tadahiko Uchimaru
(1) コンドロシン,グルクロン酸,グルコン酸の硫酸エステルを合成した.それ等は何れもコンドロイチン硫酸と同様にグルコスルファターゼによつては分解せられず,コンドロスルファターゼによつてのみ分解みれる.(2) グルクロン酸硫酸のみはヒドラヂンで分解される.(3) タカヂアスターゼ,唾液中には,コンドロイチン硫酸より還元性を生ぜしめる酵素はない.
Nippon Kagaku Kaishi | 1941
Fujio Egami
カルバゾール呈色反應をヘキソーゼ,ペントーゼ,ウロン酸等に就てPulfrich photometerのSフィルターを用ひて研究した.之等は何れもS53に於て吸收の極大を示す點は共通であるが,その他の點に於て各々特異性を示し,紅色より褐色に至る間の色を現す. S53に於ける吸收は濃度によく比例するから,その點で定量をすることが出来る.一般にS53に於ける吸收はウロン酸,ケトヘキソーゼ,アルドヘキソーゼ,ペントーゼの順に減ずる.グルコサミン,グルコン酸,マンニツト,アスコルビン酸,麹酸等は呈色反應を示さない.アセトアルデヒド,ベンツアルデヒド等は赤色の呈色反應を示すが,糖に特有なS53に於ける吸收帶を示さない.フォルムアルデヒド黒褐色沈澱を生ずる.
Bulletin of the Chemical Society of Japan | 1949
Ryo Sato; Fujio Egami
Nippon Kagaku Kaishi | 1940
Tokuro Soda; Fujio Egami; Teiji Horigome
Nippon Kagaku Kaishi | 1947
Fujio Egami; Ryo Sato
Nippon Kagaku Kaishi | 1940
Fujio Egami
Nippon Kagaku Kaishi | 1938
Fujio Egami
Nippon Kagaku Kaishi | 1941
Fujio Egami