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Publication
Featured researches published by Fumio Kasahara.
Nippon Kagaku Kaishi | 1959
Fumio Kasahara
アルギン酸ソーダの製粉工程中に起る粘度低下に関係ある諸因子を知る目的で種々実験を行い,(1)重合度の大小は余り影響がないこと。(2)水分率は11%ないし14%が適当であって,これ以上の場合も,これ以下の場合もともに粘度低下が多くなること。(3)pHは7.0付近が最もよくこれ以上の場合も,これ以下の場合もともに粘度低下が多くなること。(4)粒度を小さくするほど粘度低下が多くなること,等の知見を得た。これらの原因について機械的衝撃により解重命が起ること,摩擦衝撃による発熱が含水分により吸収されること,未反応酸基を含むアルギン酸ソーダは熱による解重合がいちじるしいこと等によるものと考察した。なお製粉能率の変化をもあわせて観察した。
Nippon Kagaku Kaishi | 1959
Fumio Kasahara
の乾燥条件と粘度との関係を知る目的で,種々実験した。その結果ひも状に成型するためには含水率,重合度,pH,温度の四つの条件が重要であることを認めた。この原因について重合度と水和性との関係,pHによる構造粘性の変化,温度の粘度への影響等の観点から考察を行った。また重合度あ高低により乾燥最適条件が異なることを認め,この原因について重合度と水和性との関連性から考察した。
Nippon Kagaku Kaishi | 1958
Fumio Kasahara; Eiichi Nishide
葉緑素含有物より,葉緑素を抽出する場合,従来の溶媒抽出法においては,葉緑素の収率きわめて悪く,しかも多量の溶剤を必要とし, また多額の原料乾燥費を計上するのできわめて原価高となり, ために葉緑素の一般利用をはなはだしく制限している現状である。故に著者らは,油脂の特性を利用して新抽出法を案出し,種々研究を行った。すなわち, アルギン酸抽出残留物をアルカリ溶液を用いて前処理を行い, 油脂成分をことごとくアルカリ溶液中に転溶させ,それより有機溶媒を用いて,クロロフイリンのナトリウム塩を分離した。
Nippon Kagaku Kaishi | 1958
Fumio Kasahara
現在市販の工業用アルギン酸ソーダは,ほとんどアルギン酸ゲルをアルコール中にて中和する方法によって製造されている。この中和法による場合の諸条件のうち, アルコール濃度, 反応温度, 反応時間, アルギン酸ゲル塊の大きさ, ゲルの含水率,アルギン酸の重合度等が,未反応酸基,pH,粘度等に及ぼす影響を知る目的で種々実験を行った。その結果,きわめて多くの未反応酸基を残留することを知った。解決方法として種々の触媒につき実験を行い,酢酸ソーダがきわめて良好な結果をうることを認めた。
Nippon Kagaku Kaishi | 1958
Fumio Kasahara
Nippon Kagaku Kaishi | 1958
Fumio Kasahara
Nippon Kagaku Kaishi | 1963
Takeo Takahashi; Fumio Kasahara; Eiichi Nishide
Nippon Kagaku Kaishi | 1962
Takeo Takahashi; Fumio Kasahara; Eiichi Nishide
Nippon Kagaku Kaishi | 1962
Takeo Takahashi; Fumio Kasahara; Eiichi Nishide
Nippon Kagaku Kaishi | 1959
Fumio Kasahara