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Publication
Featured researches published by Hirotada Iida.
Nippon Kagaku Kaishi | 1969
Hirotada Iida; Yoshikazu Ikeda; Akira Amano
シアノグリオキサール酸エチル2-カルボキシフェニルヒドラゾンに,pH7程度のアルコール水溶液中で,芳香族ジアゾニウム塩を反応させたところ, ジアゾ置換反応がおきて, 2 - カルボキシベンゼンジアゾニウム塩を遊離することがわかったので, 種々のジアゾニウム塩について, この置換反応を検討した結合, 反応させたジアゾニウム塩の電気陰性度の大きいものほど, 置換反応が進行しやすいことがわかった。
Nippon Kagaku Kaishi | 1959
Hirotada Iida; Nitaro Kuwabara; Kozo Konishi
繊維に活性メチレン基を導入することができれば, これに芳香族ジアゾニウム化合物を反応させることにより, 繊維と化学結合した染料を繊維上に生成させることができるであろうと考え,繊維に活性メチレン基を導入する方法として,木綿をジケテンによってアセトアセチル化する方法を検討した。得られた結果はつぎのようである。1)触媒を用いないとジケテンと木綿との反応性は弱いが,木綿にあらかじめ触媒を含ませてジケテン溶液中で反応させればよく反応した。2)触媒としては硫酸と酢酸ナトリウムが適当であった。3)ジケテンの溶媒としてはn-ヘキサンに少量のベンゼンを溶かした混合溶媒がよかった。4)ジケテンが木綿の重量の15%よりも少なく結合した場合は繊維が着色しなくて本研究の目的に適していた。ジケテン結合量が15%以上になると黄色になり,40%以上になると繊維は脆化した。
Nippon Kagaku Kaishi | 1959
Hirotada Iida; Kozo Konishi
1)活性メチレン基を有する化合物にアルカリ性で芳香族ジアゾニウム化合物を反応させるとホルマザン色素を生成することが知られている。部分アセトアセチル化綿に同様にジアゾニウム化合物を反応させれば,繊維と化学結合した染料を生成するであろうと考えて本実験を行い,この推定が正しいことを確認した。2)このような染色にはジケテン結合量が約2~6%の部分アセトアセチル化綿が適当である。3)アントラニル酸,1-アミノ-2-オキシ-5-ベンゼンスルホン酸,1-アミノ-2-ナフトール-4-スルホン酸をジアゾ化して部分アセトアセチル化綿に反応し,得られた染布をCu,Ni,Coの塩の水溶液で処理して錯塩にした。これらの染布の大部分は日光,洗たくに対してきわめて堅牢であった。染布の色は褐色系統が多いが,アントラニル酸を用いたホルマザンのニッケル錯塩は美しい黄緑色であった。
Nippon Kagaku Kaishi | 1967
Hirotada Iida; Motoo Endo
Nippon Kagaku Kaishi | 1967
Hirotada Iida; Motoo Endo; Toshihito Taniuchi
Nippon Kagaku Kaishi | 1969
Hirotada Iida; Yoshikazu Ikeda; Toshiyuki Hitaka
Nippon Kagaku Kaishi | 1969
Hiroko Iida; Hirotada Iida
Nippon Kagaku Kaishi | 1968
Hiroko Iida; Hirotada Iida
Nippon Kagaku Kaishi | 1957
Hirotada Iida; Kozo Kayahara
Nippon Kagaku Kaishi | 1969
Hirotada Iida; Yoshikazu Ikeda