Junzo Hayashi
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Publication
Featured researches published by Junzo Hayashi.
Journal of Food Science and Technology-mysore | 1986
Hiroshi Yoshida; Tatsuyuki Sugahara; Junzo Hayashi
41種の野生キノコの遊離糖,遊離糖アルコールおよび有機酸分布を検討し,以下の結果を得た.(1) 各種キノコ類の乾物重量100g当りの遊離糖含量は0.1~29.3g(平均9.95g),遊離糖アルコール含量は0.7~29.3g(平均11.05g),有機酸含量は0.1~4.5g(平均1.56g)の広範囲に分布し,キノコの種により含量にかなりの差異が認められた.(2) キノコ類の遊離糖・糖アルコールとしてトレハロース,グルコース,フルクトース,ガラクトース,マンニトール,アラビトール,meso-エリトリトールおよびグリセロールが確認された.また,各種キノコ類に含有される遊離糖・糖アルコールは5~7種類であり,総遊離糖・糖アルコールの8割以上が1~3種類の糖・糖アルコールで構成され,その分布パターンもキノコの種により特徴を有していた.(3) キノコ類の有機酸としてリンゴ酸,クエン酸,コハク酸,フマル酸,ピログルタミン酸,シュウ酸,乳酸,α-ケトグルタル酸,酒石酸,酢酸およびギ酸が確認された.各種キノコ類に含有される有機酸は7~11種類であり,総有機酸量の8割以上が2~4種類の有機酸で構成され,その分布パターンもキノコの種により特徴を有していた.
journal of the japanese society for cold preservation of food | 1991
Hiroshi Yoshida; Suiseki Fujimoto; Junzo Hayashi
無包装貯蔵および密封包装貯蔵によるタモギタケ子実体の炭水化物の変化について検討した。(1) 鮮度保持期間 (商品性限界時までの期間) は, 無包装貯蔵区では, 30℃で2日, 20℃で3日, 10℃で6~7日, 5℃で7日, 0℃で8~9日であり, 貯蔵温度の低下に伴い鮮度保持期間は延長された。密封包装 (PE100) 貯蔵では, 30℃で3日, 20℃で5~6日, 10℃で8~9日, 5℃で12日, 0℃で14~15日であり, 無包装貯蔵区に比較して鮮度保持期間は延長された。(2) 子実体よりトレハロース, グルコース, マンニトール, アラビトールおよびグリセロールが検出された。主成分はトレハロースとマンニトールであり, これら2成分は貯蔵中に減少し, 主要な呼吸基質であることが示唆された。マンニトールおよびトレハロースの減少は貯蔵温度の低下に伴い緩慢になった。(3) 酢酸可溶多糖 (グリコーゲン様多糖) 含量は貯蔵日数の経過に伴い減少し, その減少は貯蔵温度の低下に伴い緩慢となった。
NIPPON SHOKUHIN KOGYO GAKKAISHI | 1991
Hiroshi Yoshida; Suiseki Fujimoto; Junzo Hayashi
クリタケの栄養世代における栄養要求性(無機塩類,ビタミン類,核酸関連物質,植物ホルモン)を基礎培地を設定して静置培養法により検討した.(1) 燐酸カリウムおよび硫酸マグネシウムはクリタケの栄養生長に不可欠であり,添加量の増加に伴い生育速度ならびに菌糸体収量は増加し,30mg/lの濃度で最大生長に達した.硫酸亜鉛も生長促進効果を示し,3mg/lの濃度で最大生長に達した.(2) チアミンは栄養生長に不可欠であり,添加量の増加に伴い生育速度ならびに菌糸体収量は増加し,30μg/lの濃度で最大生長に達した.しかし,チアミンの単独添加では栄養生長は不十分であり,他の8種のビタミン類(ニコチンアミド.リボフラビン,パントテン酸,ピリドキシン,葉酸,シアノコバラミン,ビオチン,イノシトール)の添加により栄養生長は促進された.(3) 核酸塩基(アデニン,グァニン,シトシン,チミン,ウラシル,オロット酸),ヌクレオシド(アデノシン,グアノシン,シチジン,イノシン,ウリジン,チミジン),ヌクレオチド(アデニル酸,グアニル酸,シチジル酸,ウリジル酸)は生長促進効果を示したが,核酸塩基類,ヌクレオシドおよびヌクレオチド間の効果には顕著な差は認あられなかった。(4) IAA, NAAおよびGA3は1mg/lの濃度で若干の生長促進効果を示したが,IAAおよびNAAは10mg/lの濃度で逆に生長阻害作用を示した.
Journal of Food Science and Technology-mysore | 1991
Hiroshi Yoshida; Suiseki Fujimoto; Junzo Hayashi
クリタケの栄養世代における栄養要求性(無機塩類,ビタミン類,核酸関連物質,植物ホルモン)を基礎培地を設定して静置培養法により検討した.(1) 燐酸カリウムおよび硫酸マグネシウムはクリタケの栄養生長に不可欠であり,添加量の増加に伴い生育速度ならびに菌糸体収量は増加し,30mg/lの濃度で最大生長に達した.硫酸亜鉛も生長促進効果を示し,3mg/lの濃度で最大生長に達した.(2) チアミンは栄養生長に不可欠であり,添加量の増加に伴い生育速度ならびに菌糸体収量は増加し,30μg/lの濃度で最大生長に達した.しかし,チアミンの単独添加では栄養生長は不十分であり,他の8種のビタミン類(ニコチンアミド.リボフラビン,パントテン酸,ピリドキシン,葉酸,シアノコバラミン,ビオチン,イノシトール)の添加により栄養生長は促進された.(3) 核酸塩基(アデニン,グァニン,シトシン,チミン,ウラシル,オロット酸),ヌクレオシド(アデノシン,グアノシン,シチジン,イノシン,ウリジン,チミジン),ヌクレオチド(アデニル酸,グアニル酸,シチジル酸,ウリジル酸)は生長促進効果を示したが,核酸塩基類,ヌクレオシドおよびヌクレオチド間の効果には顕著な差は認あられなかった。(4) IAA, NAAおよびGA3は1mg/lの濃度で若干の生長促進効果を示したが,IAAおよびNAAは10mg/lの濃度で逆に生長阻害作用を示した.
Nutrition reports international | 1982
Shin-Ichi Kurasawa; Tatsuyuki Sugahara; Junzo Hayashi
Journal of Food Science and Technology-mysore | 1984
Hiroshi Yoshida; Tatsuyuki Sugahara; Junzo Hayashi
Journal of Food Science and Technology-mysore | 1992
Hiroshi Yoshida; Suiseki Fujimoto; Junzo Hayashi
Journal of Food Science and Technology-mysore | 1986
Hiroshi Yoshida; Tatsuyuki Sugahara; Junzo Hayashi
Journal of Food Science and Technology-mysore | 1986
Hiroshi Yoshida; Tatsuyuki Sugahara; Junzo Hayashi
NIPPON SHOKUHIN KOGYO GAKKAISHI | 1982
Shin-ich Kurasawa; Tatsuyuki Sugahara; Junzo Hayashi