Keiko Furumura
Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine
Network
Latest external collaboration on country level. Dive into details by clicking on the dots.
Publication
Featured researches published by Keiko Furumura.
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1994
Fumiro Kashiwamura; Keiko Furumura; Yozo Shinde
行動に伴い変化する膣温と熱発生量との関係を明らかにする目的で,妊娠中のホルスタイン種若雌牛4頭の起立,横臥,採食,反芻および飲水行動と膣温および熱発生量を連続5日間記録し,相互関係を検討した.起立および横臥開始直後の熱発生量は短時間(12-13分)の増加を示した後一定となった.起立および横臥開始前後15分間における熱発生量の変化量はそれぞれ2.14(P<0.05)および-0.29kJ/kg0.75hであったが,膣温は起立開始後に低下し,横臥開始後に上昇した.起立や横臥動作に伴う膣温変化は1日の時間帯により異なり,1800-2400hの間で大きかった.採食開始後,熱発生量は約10分間で急激に増加したが,膣温は約30分間かけて穏やかに上昇した.反芻開始前後15分間で熱発生量は約2.6kJ/kg0.75h上昇したが,膣温は横臥位反芻および起立位反芻ともに上昇はわずかであった.飲水後,熱発生量は短時間の減少を示し,膣温の低下には約20分を,その回復には50分を要した.今回の実験結果は,牛の体温調節には幅があり,その範囲内では行動が熱放散または熱発生量を変化させ,牛の膣温をより複雑に変動させていることを示唆している.
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1994
Fumiro Kashiwamura; Keiko Furumura; Yozo Shinde
本研究の目的は,体温変動の数式化の方法を示すことおよび得られた数式の信頼性について検討することである.使用したデータは,16°C恒温,26°C恒温,環境温度未制御(平均18•C)の3通りの条件に飼養されていた8頭のホルスタイン種妊娠未経産牛のものである.膣温を5日間連続測定し,そのうち1時間毎の測定値を使用した.体温変動に関わる要因として,トレンド,体温リズムおよび行動開始後の変化を用いた.トレンドとは日々にわたる体温変化で,多項式をあてはめた.体温リズムは最小自乗法によって余弦関数をあてはめた.最適周期は10~28時間の中から最も決定係数の高いものを選んだ.行動開始後の体温変化を表す回帰式は次のように作成した.体温に対する給飼直後の採食行動の影響は60分間を20分毎に区切った3本の一次回帰式で表した.起立と横臥開始後の体温変化にはBRODYモデルをあてはめた.飲水後の体温変化は2次式とした.体温変動式のパラメータを1頭毎に求めたところ,決定係数の平均はr2=0.544となった.環境温度の違いはトレンドに表れることおよび体温の周期性は余弦関数によって明らかになることが分かった.
Journal of Equine Science | 2001
Fumiro Kashiwamura; Avarzed Avgaandorj; Keiko Furumura
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1991
Fumiro Kashiwamura; Keiko Furumura; Takashi Iketaki; Yozo Shinde; Hiroaki Aotani; Takao Suda; Fumitoshi Sato
Endocrinologia Japonica | 1985
Keiko Furumura; Katuaki Ota; Akira Yokoyama
Nihon Chikusan Gakkaiho | 2001
Fumiro Kashiwamura; Jun Suda; Keiko Furumura; Satoru Hidaka; Tetsuya Seo; Takashi Iketaki
Nihon Chikusan Gakkaiho | 2010
Takeshi Utetsu; Keiko Furumura
Nihon Chikusan Gakkaiho | 2011
Takeshi Utetsu; Keiko Furumura
Nihon Chikusan Gakkaiho | 2009
Tomoko Saitoh; Tetsuya Seo; Keiko Furumura; Fumiro Kashiwamura
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1995
Keiko Furumura; Miyuki Imanishi; Fumiro Kashiwamura; Yozo Shinde; Shinichi Kawabata; Masahiko Hayashi
Collaboration
Dive into the Keiko Furumura's collaboration.
Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine
View shared research outputsObihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine
View shared research outputs