Naoya Kasai

An efficient synthesis of (r)-carnitine

Abstract An efficient synthesis of (R)-carnitine hydrochloride is described. The starting material is obtained by microbial resolution of (Rs)-2,3-dicholoro-1-propanol.

Optically Active Epichlorohydrin

光学活性エピクロロヒドリン (以下EPと略す) は1978年BaldwinらによりD-マンニトールを出発原料として合成されたのが最初であり, これまでにいくつかの合成法や酵素法が報告されているが, 大量生産法は知られていなかった。最近, 微生物を利用する光学活性EPの工業的生産法が開発され, 光学活性医薬品を中心として利用されはじめており, 今後さらにその用途は増加するものと思われる。