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Publication
Featured researches published by Takeo Yamabe.
Nippon Kagaku Kaishi | 1960
Takeo Yamabe; Yonekichi Tanaka
強酸性樹脂および強塩基性樹脂より製造した不均質イオン交換膜における典型的な陽イオンの選択透過性を, 7 室電解槽により検討した。各室は予かじめ原液をみたしておき,希釈室では液を下方から上方へ流しつづけながら一定電流密度(2A/dm2)で電解透析を行ない,真中の濃縮室の試料液について毎時間ごとに各イオンの定量を行なった。イオンとして2成分系は(Na,Ca),(Na,Mg),(Ca,Mg),(NH4,Mg)の4種類について,3成分系ではCa2+,Mg2+を共通成分として,第3成分としてそれぞれH+,K+,NH4+,Na+を加えて行なった。原液の濃度は各成分約0,05Nを標準とし,Na+のみ例外的に0.5Nとした。2~4時間の電解透析において選択透過係数,すなわち当該イオンの濃縮比の比を比較した結果,選択透過性の順序はH+>K+>NH4+>Ca2+>Mg2+>Na+となった。成分の濃度が希薄になる程その成分の選択透過性は大となる。また3成分系の場合Ca2+とMg2+とは相伴なわれて透過する傾向があることを認めた。
Nippon Kagaku Kaishi | 1958
Takeo Yamabe
炭酸イオンと塩素イオンとの交換平衡を強塩基性樹脂AmberliteIRA-400と,やや塩基性の弱いAmberliteIRA-410について検討した。実験結果は分配係数を基礎として導いた分率(“ 交換分率”)を用いて検討した。IRA-400では平衡は一義的に“ 交換分率” で示され, 炭酸イオンの塩素イオンに対する選択性は0.076となった。IRA-410では平衡は溶液の容積と樹脂の総交換容量とが関係し, 樹脂に対し容積が相当大なる場合に上にのべた選択性は0.35となつた。IRA-410はIRA-400にくらべて塩基性が弱いために炭酸イオンの選択性が大となり,かつ条件により選択性が変化するものと推定した。また炭酸イオンは陰イオン交換樹脂, とくにIRA-410と接触した際加水分解するように思われる。
Nippon Kagaku Kaishi | 1951
Takeo Yamabe; Shunichi Sato
Yakugaku Zasshi-journal of The Pharmaceutical Society of Japan | 1961
Ichiro Kamii; Tatsuo Tanaka; Takeo Yamabe
Nippon Kagaku Kaishi | 1960
Takeo Yamabe; Tatsuo Tanaka; Manabu Seno
Nippon Kagaku Kaishi | 1960
Takeo Yamabe; Tazuko Saito
Nippon Kagaku Kaishi | 1957
Takeo Yamabe
Nippon Kagaku Kaishi | 1956
Takeo Yamabe; Genzo Hiraoka
Nippon Kagaku Kaishi | 1955
Takeo Yamabe
Nippon Kagaku Kaishi | 1955
Takeo Yamabe