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Publication
Featured researches published by Tokio Kato.
The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan | 1960
Yasugoro Tsunoda; Tokio Kato
α-クミルペルオキシド(CHPと略記)を酸接触分解してフェノールとアセトンとを製造する際に,クメンの空気酸化による副生物でみるα-クミルアルコールおよびα-メチルスチレンが混在していて,フェノールの収率低下の原因となる。本報では硫酸を接触剤としてα-クミルアルコールおよびα-メチルスチレンの過酸化水素によるフェノールへの酸化反応についてまず検討し,ついで実際の酸化油(CHP)の分解にあたって過酸化水素を添加し,フェノールの収率の変化を調べた。その結果CHPに対して10~20%の過酸化水素の添加は未添加の場合にくらべて20%程度のフェノールの収率向上をきたした。なおこの収率はCHPに対して110%にあたり,酸化副生物をもフェノールに転化させていることが明らかとなった。
Nippon Kagaku Kaishi | 1960
Yasugoro Tsunoda; Tokio Kato
α-クミルヒドロペルオキシド(HPOと略記)とジメチルフェニルカルビノール (MPCと略記)を酸接触下に脱水縮合させて, ジα-クミルペルオキシド(DCPと略記)姓成させる。次式に示した反応の速度を測定した。この反応は HPO と MPC に対しそれぞれ 1 次の 2 次反応で, その活性化エネルギーは過塩素酸を触媒とした均一溶液では 21.6kal/molで, 40% 硫酸水溶液を用いる不均一系では 4kal/mol である。また反応の物質収支より反応条件によってフェノールの生成することを確かめ, DCP とフェノールとの mol 数の和が消費された HPO とほぼ等しく, この反応に対する副反応としては HPO のフェノールへの酸分解のみであることを明らかにした。
Nippon Kagaku Kaishi | 1963
Tokio Kato
Nippon Kagaku Kaishi | 1963
Tokio Kato; Toshio Nakada
Nippon Kagaku Kaishi | 1963
Tokio Kato
Nippon Kagaku Kaishi | 1960
Yasugoro Tsunoda; Tokio Kato; Shohei Hasegawa
Nippon Kagaku Kaishi | 1963
Tokio Kato
Nippon Kagaku Kaishi | 1963
Tokio Kato
Nippon Kagaku Kaishi | 1963
Tokio Kato
Bulletin of the Chemical Society of Japan | 1961
Tokio Kato; Yasugoro Tsunoda