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Publication
Featured researches published by Yasushi Izumi.
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1982
Yasushi Izumi; Hiromichi Kurosawa; Hideo Makita; Susumu Ishida; Sadao Onoe; Noriyoshi Ogura
乳熟後期(早刈)および黄熟後期(遅刈)刈取りのとうもろこしと出穂期(早刈)および開花後期(遅刈)刈取りのチモシー-ラジノクローバについて,それぞれサイレージを調製し,それらについて化学組成と発酵品質の分析を行い,去勢羊によって消化率と養分含量を求めた.またホルスタイン種の泌乳牛8頭を供試し,各サイレージの養分摂取量,乳量,乳組成についての測定,分析を行い,その産乳価値の差違を比較した.試験サイレージは自由に摂取させ,乾草は全牛に1日2kg,濃厚飼料は乳量の1/5を給与した.その結果,次のような知見を得た.1) サイレージ乾物摂取量および全TDN摂取量は,遅刈とうもろこし区が他の3区に比して,また早刈とうもろこし区は両牧草区に比して,それぞれ有意(P<0.05)に高かった.一方,全DCP摂取量は,早刈とうもろこし区が他の3区よりいずれも有意(P<0.01)に高かった.2) 実乳量では各区間に有意な違いは見られなかったが,FCM量では遅刈とうもろこし区が両牧草区に比し,また早刈とうもろこし区は遅刈牧草区に比して,それぞれ有意(P<0.05)に高かった.乳組成では,両とうもろこし区間に特に有意な相違はなく,両牧草区間でも蛋白質以外の成分で有意差は認められなかったが,乳糖を除く他の成分において,両とうもろこし区は両牧草区に比して高い傾向が認められた.
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1977
Yasushi Izumi; Etuji Ura
泌乳初期のとうもろこしサイレージの多給時において,濃厚飼料をFCM量の1/3と1/5給与した場合の飼料摂取量および産乳量に及ぼす影響の差異を明らかにするため,ホルスタイン種成雌牛10頭を供試し,分娩後14日目より14週間にわたって試験を実施した.黄熟後期刈取りのとうもろこしサイレージは自由に摂取させ,乾草は1日2kg給与した.その結果次のような知見を得た.濃厚飼料の多給により,サイレージの摂取量は減少したが,総乾物摂取量では増加する傾向が認められた.また,濃厚飼料の多給により,TDNおよびDCP摂取量がそれぞれ有意に増加した.全試験期間を通して,TDNおよびDCP摂取量は,濃厚飼料多給区においていずれも要求量を上回ったが,少給区では要求量を上回ったのはTDNのみで,DCPは全期間を通して要求量に達しなかった.乳量および乳組成には,濃厚飼料の給与最による有意な違いは認められなかった.にれらの結果から,十分登熟したとうもうもろこしサイレージを多給した場合,泌乳初期においても濃厚飼料の給与量を乳量の1/3以下に節減し得るものと考えられる.
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1976
Yasushi Izumi; Etuji Ura; Masahiro Okamoto; Hiroshi Watanabe
ホルスタイン種の泌乳牛8頭を供試し,とうもろこしサイレージ多給時におけるビートパルプおよび飼料用ビートの給与が,飼料摂取量,乳量および乳組成にどのような影響を及ぼすかを検討した.試験処理は,1) サイレージ,2) サイレージ+ビートパルプ,3) サイレージ+飼料用ビート,4) サイレージ+ビートパルプ+飼料用ビート,の4処理とした.とうもろこしサイレージ(完熟期刈取り)は自由給与とし,ビートパルプおよび飼料用ビートは乾物量で1日2.2kgを給与した.乾草は1日2kg,濃厚飼料は乳量の1/6を給与した.その結果次のような知見をえた.ビートパルプ,飼料用ビートおよびその両方の給与により,サイレージ乾物摂取量は,それらを併用しない場合よりも有意な減少を示したが,その減少量は,ビートパルプ,飼料用ビートおよびその両方の乾物摂取量とほぼ等しく,その結果,総乾物摂取量には各処理間にほとんど差がなく,またTDN, DCP摂取量にも各処理間に有意な差は認められなかった.ビートパルプ,飼料用ビートおよびその両方の給与により,乳量の増加する傾向が認められたが,いずれの処理間にも統計的有意差はえられなかった.また,乳組成においても各処理間に有意な違いは認められなかった.
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1974
Yasushi Izumi
第一胃フィステルを装着したホルスタイン種の成雌牛4頭を用い,とうもろこしサイレージの摂取量(1日当たり14,21,28,35kg)が第一胃内揮発性脂肪酸の産生ならびに第一胃内性状に及ぼす影響を検討した.その結果は次のとおりである.1) 摂取量により,第一胃内揮発性脂肪酸濃度が有意に変化した.また,各揮発性脂肪酸の割合において,酢酸に,摂取量による有意な変化が認められた.2) 摂取量の増加により,第一胃内揮発性脂肪酸濃度は直線的に上昇したが,第一胃内pHは低下した.また,各揮発性脂肪酸の割合において,酢酸は,摂取量の増加により直線的に減少したが,酪酸は増加した.プロピオン酸およびバレリアン酸には,摂取量による特定の傾向は認められなかった.
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1982
Yasushi Izumi; Hiromichi Kurosawa; Noriyoshi Ogura; Susumu Ishida; Sadao Onoe
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1979
Yasushi Izumi
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1976
Yasushi Izumi
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1982
Yasushi Izumi; Hiromichi Kurosawa; Susumu Ishida; Sadao Onoe; Noriyoshi Ogura; Hideo Makita
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1975
Yasushi Izumi
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1976
Yasushi Izumi