Yasushi Takagi

Fate of Bacillus thuringiensis and change in population of epiphytic microorganisms on leaves of plants after sprayed with B. thuringiensis insecticide

供試薬剤 としてはBacillus thuringiensisの結 晶性毒 素 および芽胞 を基材 とする微生物殺虫剤Biotrol-XK (Nutrilite Products Inc. USA,芽 胞数1.2×1010 個/g)お よび対照薬剤 と して有機合成殺虫剤 ス ミチオ ン 【有効成分0-0-ジ メチル-0(3-メ チル-4-ニ トロフ ェニル)チ オホスフ ェー ト・日本農薬】 を供試 した. これ ら薬剤 をそれ ぞれ 滅菌 イオン交換水 に 溶解 し, Biotrol-XKは500倍(2,000ppm)液,ス ミチ オンは 1,000倍(原 体500ppm)液 とした.Biotrol-XKに は Tween 20を0.01%と な るように添加 したのでTween 20の0.01%液 を別 に対照 と した. 供試植物はガ ラス室内で播種育苗 したが,そ の幼苗 をさらに直径12cmの ポ リエチ レン製 ポ ッ トに移植 して網室で生育 させたハ クサイ(五 十 日白菜)お よび カンラン(初 秋甘藍)で,播 種 後約2ヵ 月を経 た もの であ る.こ れ ら植物 を薬 剤散布 の2日 前に網 室か ら屋 外のバ ッ トに移 し,底 部 か ら給 水す るよ うに して馴 化 させた. 上 記薬液 を これ ら供試植物 にターンテーブル上 で し たた り落ち る程度 に噴霧 し,室 内で自然乾燥 させたの ち,再 び屋外 のバ ッ ト内に置 いた.供 試植物1個 体 当