Yoshitomi Iizuka

Properties of Selenium-Induced Glutathione Peroxidase in Low-CO2-Grown Chlamydomonas reinhardtii

Organisms have catalase, l-ascorbate peroxidase (AsAPOD), and glutathione peroxidase (GSHPOD) capable of scavenging H2O2, one of the toxic forms of O2. Catalase with a low affinity for H2O2 is found only in peroxisomes and cannot decompose the lipid hydroperoxides. Thus, AsA- and GSHPODs detoxify such active oxygens in energy-generating organelles. While both peroxidases have the same function in protection of the cell from oxidative damage, the distribution of the peroxidases is apparently distinct: AsAPOD occurs only in plant tissues, protozooa, and algae, while GSHPOD is only present in animal tissues (1).

Effect of Euglena wax esters on growth and some organs in rats.

ワックス・エステルのラット生育や各臓器に及ぼす影響を検討するために, ワックス・エステルを多量に含むEnglenaの給餌と, ワックス・エステルの強制経口投与を行なった。給餌実験では, Eecglena食群はカゼ身ソ食群と同様の生育を示し, 両群で有意な差は認められなかった。また両群の相対臓器重量も, ほとんど変化がなかった。糞量は, Euglena食群で有意な増加が認められたが, これはEuglenara含まれる非消化性の貯臓多糖であるパラミロソ (β-1, 3-グルカン) によるものであった。Euglena食群の尿量は, カゼイン食群に比べて有意に滅少していた。糞中へのワックス・エステル排泄量は, 投与量のわずか1.5%であり, 各臓器・組織中にも著しい蓄積は認められなかった。 精製ワックス・エステルを強制的に経口投与しても, 生育と食餌摂取量は, 無投与群とまったく変わらなかった。また, 糞・尿排泄量や相対臓器重量にもまったく影響を及ぼさなかった。糞中のワックス・エステル量は, 投与量の2.8%にすぎず, 各臓器や血液にも, ほとんど検出されなかった。 以上より, 投与したEuglenaワックス・エステルは, ラット生育に影響を及ぼすことなく, 活発に代謝・吸収されていることがわかった。