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Publication
Featured researches published by Yuji Takayama.
Nippon Kagaku Kaishi | 1960
Fumio Ide; Yuji Takayama
トリブチルホウ素を触媒に,非溶剤としてヘキサンを良溶剤として酢酸エチルを用いて重合温度80~-78℃ にわたって酢酸ビニルの溶液重合を行ない,えられたおのおののポリビニルアルコールを重合率,重合度,分岐,1,2-グリコール結合量,膨潤度,溶解度,結晶化度の立場から比較検討した。その結果,両溶剤からえられたポリビニルアルコールの間では大きな差異はみとめられなかった。重合温度(80~-78℃)と1,2-グリコール結合量,膨潤度,溶解度,結晶化度の関係ならびに熱処理温度と結晶化度,膨潤度等と結晶化度の関係をもえた。
Nippon Kagaku Kaishi | 1958
Yuji Takayama
市販アクリル酸メチル中の不純物としては,それぞれ微量ではあるが,メタノール,アルデヒド等が存在し,なおその他多種のものが含まれている。そのほとんどすべては滴定法または比色法で定量できるが,このうち,プロピオン酸メチル,アクリル酸エチルについては質量分析法による以外に直接定量法がない。そこで,それらのガスクロマトグラフによる分析法を種々のカラムを調製して研究したところ,カーボワックス400を25%含むカラムを使用し,酢酸メチルを内部標準物質として用いた場合,誤差±1%以内でそれぞれ0.05%まで定量できた。また試料中の水分については,他のカラムを用いて定性を行い, 面積法を適用して0.2%まで定量できた。
Nippon Kagaku Kaishi | 1958
Tsugio Takeuchi; Motohisa Furusawa; Yuji Takayama
メタクリル酸メチルモノマーの製法として現在行われている一般的方法は, Rohm&Haas法である。この合成過程中ではメタクリル酸アミドが加水分解してメタクリル酸が生成しているので, この合成過程を検討するためにメタクリル酸の定量法が必要となる。合成過程中には多量の共存物質が存在し, これらの影響を受けることなく, メタクリル酸を定量する方法は従来なく, この面における合成過程の検討は行うことが出来なかった。著者らはメタクリル酸のアルカリ滴定を行う際, 滴定に妨害を与える物質を蒸留によって釜残として残存させ, 水とともに定量的に留出したメタクリル酸をアルカリ滴定で求める分析方法を考案確立した。すなわち, 試料をアルカリで中和した後メタクリル酸アミドの加水分解を防ぐために酒石酸を添加して酸性となし, 更にメタクリル酸の留出速度を大きくするために硫酸ナトリウムを加えて蒸留を行い, メタクリル酸を水とともに留出させ, これをアルカリ滴定する方法である。
Nippon Kagaku Kaishi | 1958
Yuji Takayama
ガスクロマトグラフ装置の検知器として熱伝導度セルが用いられているが, その長所の一つは描かれたクロマトグラムの面積比率と試料組成との間に比較的簡単な関連性があることである。しかしながら,面積比率は組成のモル比率であるとも,また重量比率であるともいわれ,またそれがどの程度組成に一致するものかも不明である。そこで,この点を通常の液体有機化合物につき確かめてみるために,種々の混合試料により検討した。その結果は検知器がサーミスター型でもホットフィラメント型でも,面積比率は従来の文献と異なり,容量比率であることが確認され,クロマトグラムの通常の測定条件では,条件を変えても面積比率は影響されないことを知った。
Nippon Kagaku Kaishi | 1961
Fumio Ide; Yuji Takayama
Nippon Kagaku Kaishi | 1961
Yuji Takayama
Nippon Kagaku Kaishi | 1960
Fumio Ide; Yuji Takayama
Nippon Kagaku Kaishi | 1960
Fumio Ide; Yuji Takayama
Nippon Kagaku Kaishi | 1957
Tsugio Takeuchi; Motohisa Furusawa; Yuji Takayama
Nippon Kagaku Kaishi | 1957
Yuji Takayama; Shyohei Kadota