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Publication
Featured researches published by Yutaka Arimitsu.
Journal of Jsee | 2014
Hidetsugu Yagi; Yutaka Arimitsu
工学教育(J.of JSEE), 62–5(2014) 1.はじめに 機械工学は,根源的には「ものづくり」に関係する 学問であり,この過程において,「形状を決めること」 が重要な作業(製図)となる.機械系学科では,4分 野の力学(材料力学,熱力学,流体力学,機械力学) が中心的な科目として位置付けられている.これら4 分野の基礎を学習した後に,それぞれの分野ごとにテ ーマを設定し製図を行っていた.このような位置付け で,製図は機械工学の教育課程において古くから行わ れてきた講義であるが,近年のコンピュータの発達に 伴い急速に様相が変化してきた. コンピュータ支援設計(CAD)の導入以前は,まず 製図通則を覚え,次に具体的に幾つかの例題に沿って 手書きで描くことにより,2次元図面から3次元立体 をイメージする能力を養ってきた.2D-CADでは,3 次元の完成品を平面状に正確に投影して伝えるのが主 眼であった.言わば,手書きの製図をモニター上で行 っているのに過ぎなかった.しかし,3D-CADでは, マスプロパティ(体積,断面2次モーメントなど)と 呼ばれる形状情報を利用できるようになり,格段に高 度な設計ができるようになった.さらに,コンピュー タ上で立体を作成するプロセスそのものが2D-CAD と大きく異なる.また,1つの図面であってもデータ 間の関連が多岐にわたり,それらの管理が必要となる. CADを利用した教育については,カリキュラムの検 討と,3D-CADの具体的な活用事例が報 告されている.また,3D-CADを利用したテキスト も出版され教育環境が整ってきた. 最近の3D-CADソフトウェアでは,3次元立体が 完成すると2次元図面が出力できるようになってい る.手書きによる製図とCADによるものとのギャップ は2D-CADのときより一層大きくなってきた.この ことにより,手書きによる製図に対して学生の認識が 教員のそれとは異なっている可能性がある.特に,学 生が「手書きによる製図が中心となる低学年の製図」 を軽視していないか心配される.また,CADを学習し た後の授業において,CADの授業内容がどの程度役立 っているのか気になる所である.学期末に実施してい る「授業改善のためのアンケート調査」では,当該授 業に対する意見を調べることができるが,授業間の関 連性や過去にさかのぼった評価は現われ難い.そこで, 製図関係の授業を全て終えた愛媛大学工学部機械工学 科4年生を対象としてCAD教育に関連した内容のア ンケート調査を行った.
Journal of Jsee | 2008
Yutaka Arimitsu; Hidetsugu Yagi
Journal of Jsee | 2006
Yutaka Arimitsu; Hidetsugu Yagi
Journal of Jsee | 2014
Yutaka Arimitsu; Hidetsugu Yagi; Zhiqiang Wu; Jaehoon Lee
Journal of Engineering Education Research | 2014
이재훈; Hidetsugu Yagi; Zhiqiang Wu; Yutaka Arimitsu
Journal of Jsee | 2013
Yutaka Arimitsu; Hidetsugu Yagi; Zhiqiang Wu; Jaehoon Lee
Journal of Engineering Education Research | 2012
Yutaka Arimitsu; Jaehoon Lee; Zhiqiang Wu; Hidetsugu Yagi
The Proceedings of Conference of Chugoku-Shikoku Branch | 2011
Hidetsugu Yagi; Yutaka Arimitsu; Zhiqiang Wu; Jaehoon Lee
The Proceedings of Conference of Chugoku-Shikoku Branch | 2011
Yutaka Arimitsu; Hidetsugu Yagi; Zhiqiang Wu; Jaehoon Lee
工学・工業教育研究講演会講演論文集 | 2010
Yutaka Arimitsu; Hidetsugu Yagi; Zhiqiang Wu; Jaehoon Lee