Akio Go
Hiroshima University
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Publication
Featured researches published by Akio Go.
Journal of the Graduate School of Biosphere Science, Hiroshima University | 2009
Yoichi Sakai; Tatsuru Kadota; Norio Shimizu; Miyuki Tsuboi; Shiyuuhei Yamaguchi; Kazumitsu Nakaguchi; Akio Go; Yoshinari Masui; Hiroaki Hashimoto; Kenji Gushima
トカラ列島口之島,中之島,平島,小宝島の浅海リーフにおいて潜水センサスによる魚類相調査を実施した。2002-2007年にかけて,3名から6名の調査者による約1時間の潜水調査を各島3-5回実施し,総計304魚種を記録した。それらのほぼすべてがサンゴ礁域および琉球列島への分布が報告されている熱帯性魚種であり,亜熱帯水域としての生物地理学的位置づけを強く支持するものであった。80%を越える魚種は,より北方の黒潮流域にある屋久島,高知県柏島からも記録されているものであったが,ヒレグロイットウダイ,ホシニセスズメ,ユカタイシモチ,オキナワサンゴアマダイ,ハマクマノミ,ヤシャベラ,コブブダイ,ゴイシギンポ,カタボシサンカクハゼ,ゴマアイゴ,トサカハギの11種については両地点で記録されておらず,トカラ列島水域を北限とする分布特性を有する可能性が示唆された。
Journal of the Faculty of Applied Biological Science, Hiroshima University | 2001
Yoshiaki Ishida; Susumu Ohtsuka; Katsumi Takayasu; Iwao Kobayashi; Yeon-Gyu Lee; Koji Seto; Hidenori Tanaka; Kazutoshi Tamura; Akio Go; Kazumitsu Nakaguchi
1999年11月及び2000年6月に日本海最西部の水深43-133mの海域において6科11属13種のクモヒトデが採集された。この中で5種、Ophiophrixus acanthius、Ophiocentrus koehleri、Amphiura (A.) teptobrachia、Amphiophiura pomphophora、Ophiomusium scatrareが日本海初記録であった。日本海全域からこれまでに採集されたクモヒトデ類の動物地理についても論じた。
Journal of the Faculty of Applied Biological Science, Hiroshima University | 1985
Hiroaki Hashimoto; Yoshiyuki Fukuura; Akio Go
1983年10月28、29日に福井県沿岸において魚類を採集し、得られた標本を調査して次の結果を得た。(1)採集できた魚類は16種166尾で、それらのうちのクロエリギンポが福井県沿岸で採集されたのは初めてであり、かつ本邦における最北の記録である。(2)比較的多数採集されたアラメガレイとササウシノシタの体長(Lmm)と体重(Wg)との関係はそれぞれ、W=1.96×10^-5 L^2.99、W=3.69×10^-5 L^2.74であった。(3)アラメガレイ、ダルマガレイおよびササウシノシタの卵巣について調査した結果、従来アラメガレイは福井県沿岸に近い若狭湾頭部では春に産卵することが明らかにされていたが、今回の調査で秋にも産卵することが確認された。他の2種は、生殖腺指数も小さく卵巣は未熟の状態であった。
Journal of the Faculty of Applied Biological Science, Hiroshima University | 1985
Hiroaki Hashimoto; Yoshiyuki Fukuura; Akio Go
1983年10月28、29日に福井県沿岸で採集された、マエソ、ヒメジ(共に幼魚)、ダルマガレイ(未成熟)、アラメガレイおよびササウシノシタ(共に成魚)の食性について調べた。幼魚であるマエソ、ヒメジはすでに種特有の胃の形状を呈していた。5種の体長に対する、胃内容物重量と、胃内容物重量指数の関係を明らかにした。5種の餌生物については、すべての種に摂食されていたエビ類をはじめ、4種に摂食されていた介形類、キクロプス類、カニ類、魚類など18種類が確認されたが、各種の主たる餌生物は、マエソが魚類とエビ類、ヒメジがキクロプス類とエビ類、アラメガレイがキクロプス類、ダルマガレイがエビ類とカニ類、そしてササウシノンタはヤドカリ類とキクロプス類であった。
Zoological Science | 1991
Susumu Ohtsuka; Audun Fosshagen; Akio Go
日本プランクトン学会報 | 1987
Susumu Ohtsuka; Yoshiyuki Fukuura; Akio Go
Archive | 2009
Noritoshi Suzuki; Kaoru Ogane; Yoshiaki Aita; Mariko Kato; Saburo Sakai; Toshiyuki Kurihara; Atsushi Matsuoka; Susumu Ohtsuka; Akio Go; Kazumitsu Nakaguchi; Shuhei Yamaguchi; Takashi Takahashi; Akihiro Tuji
Archive | 2011
Hironori Komatsu; Akio Go; Kazumitsu Nakaguchi; Susumu Ohtsuka
Bulletin of the National Museum of Nature and Science. Series A. Zoology | 2011
Hironori Komatsu; Akio Go; Kazumitsu Nakaguchi
Nippon Suisan Gakkaishi | 2008
Tamiji Yamamoto; Toshiya Hashimoto; Osamu Matsuda; Akio Go; Kazumitsu Nakaguchi; Koichi Haraguchi