Akira Shiomi

Continuous Twist Irregularity Tester

Three types of continuous twist irregularity testers were constructed which measure the variability of twist along a specified length of yarn utilizing a continuous untwist- twist principle. These testers can also be used to detect periodicities.

Open-end Spinning

目的 オープンエンド精紡において, 新たなむらを発生することなくスライバーをドラフトして分離し, その連続性を絶つ場合, スライバー軸方向に関して1次元的な理想分離を行なうのに必要な最低限のドラフト比を求める.またフロントローラーより送り出されたスライバーを気流によって吸引し, 実際の分離状態を観察する. 成果 (1) スライバーの分離を『一定区間において少なくとも1箇所, 繊維間に重なりがないこと』と定義し, 等長繊維スライバーおよび繊維長分布のあるスライバーについてドラフト比と分離確率との関係を求めた. (2) 繊維長3cmの等長繊維スライバーおよび繊維長が平均3cm, 分散σ2=1cm2の正規分布をなすスライパーについて, 平均断面繊維本数100本としたとき, 区間10cm間で少なくとも1箇所・繊維間に重なりがない状態にするために, 必要な最低ドラフト比は約200である. (3) 区間の長さを大にするほど分離確率は増す. (4) フロントローラーから0.50m/secで送り出した30s相当のスライパーを20m/secの気流によって吸引管内に吸引分離し, 高速度撮影した結果, 繊維の後端がフロントローラーニップを離れた順にドラフトされる理想分離とドラフトされずにある塊として分離される集団分離とが, 同時に起こることが観察された.分離ドラフト比を増しても, 集団分離は避けられない. (5) 集団分離は分離のむらであるが, これをゆるせば上に求めた理論的な最低限のドラフト比よりはるかに小さいドラフト比でも分離できることが実験的に確かめられた.

Photoelectric Measurement of Fabric Appearance

目的 織物の外観むらを光電的に評価し,自動検反の一資料としたい. 成果 (1)織物に細い光東を当て,その反射,透過光量を測定する装置を作った. (2)染めむら,つやむらなどは反射光量により,組織上の欠点は透過光量により正確に判定できる (3)反射光量のむらの大きさの順と,主観的外観むらの順位とはよく一致した.

Photoelectric Twist Irregularity Tester

The reflected light from a yarn squeezed flat shows its peak value when measured in a plane vertical to the twisted fibers. A twist irregularity tester based on this principle, which operates automatically and records the change of twist angle, was constructed. Several twist irregularity curves were obtained with both staple yarns and continuous filament yarns. Some factors affecting the accuracy of the test results were discussed, and the curve was compared with the twist angle measured by visual observation.