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Dive into the research topics where Kaori Murakami is active.

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Featured researches published by Kaori Murakami.


広島大学大学院教育学研究科共同研究プロジェクト報告書 | 2017

異教科で協働できる教員を育成するための実践的研究(1) : 教科教育学専攻の共通科目の始動を通じて

Yosuke Yanase; Mitsuko Kashiba; Yukinori Kitadai; Akitaka Kimura; Kazuhiro Kusahara; Kazuhiko Saito; Takeshi Sato; Akiko Suzuki; Hideyuki Tanaka; Takanori Tsutaoka; Takashi Tokunaga; Masayasu Nagamatsu; Yoshiyasu Hamamoto; Seiji Fukazawa; Shigeo Mase; Kaori Murakami; Kentaro Yagi

本研究は,平成28 年度より始まった「教科教育学専攻」における新しい共通科目(「教科教育学研究方法論」,「教科教育学融合プロジェクト」,「教科教育学の実践的展開」,「教科教育学の実践的検証」)が始動する際に得られた知見を分析・考察し報告するもので,その全容は平成29 年3月に公開予定のホームページで公表される。本報告書は,その研究の要旨を,(1) 経緯について,(2) 各教科について,(3) 実践からの考察,(4) 理論からの考察,(5) 学生の振り返りからの考察の五点から述べる。


THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH | 2017

家庭科の資質・能力育成のための小・中・高等学校連携カリキュラムの構想 : 共通コンセプトの検討と学習内容の体系化

Michiyo Hiura; Takae Ichinose; Toshie Ennamiji; Miyoko Takahashi; Akiko Suzuki; Kaori Murakami; Yoko Kajiyama; Shinji Imakawa; Kiminori Matubara; Hiroshi Takata

家庭科の目標達成のためには,小・中・高等学校が連携してカリキュラム・マネジメントを行うことが重要である。本研究では,中教審答申(平成28 年)で示された「生活の営みに係る見方・考え方」の視点のひとつである「生活文化の継承・創造」を主たるコンセプトとして,連携カリキュラムを構想した。この研究の第1年目にあたる本稿では,カリキュラム案を構想しつつ,現在附属中学校で展開している食生活の題材の成果と課題を検証し,学びのストーリーと学習内容の体系化の検討を踏まえて,パフォーマンス課題案を構想することを目的とした。平成28年度附属中学校3年生(110 名)が各自取り組んだ,「ひろしま・ライスクッキングコンテスト『伝えていきたいわが家の味・ふるさとの味』」の成果を,実践後に提出された「地産地消について」及び「お米やご飯食について」の記述から分析した。その成果と課題を踏まえて,食生活学習展開の改善案を検討した。また,現時点でのカリキュラムの最終段階の資質・能力の構想案と,逆向き設計の考え方に基づいてコンセプトの下位概念としての目標設定案を提示した。さらに,有効なパフォーマンス課題とその評価指標を構想した。


THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH | 2013

幼児ふれあい体験学習における積極的対児行動を促す指導方法に関する研究(2) : 生徒の振り返りレポートの分析から

Shiho Fujii; Shinji Imakawa; Kaori Murakami; Shiho Kake; Kanako Higashi

新しい中学校学習指導要領技術・家庭 家庭分野においては,「幼児とのふれあい体験を重視すること」が明記され,実践的・体験的な学習活動を重視することが求められている。それに伴い,家庭科学習において幼児への関心を高め,生徒が幼児に対して積極的に働きかけ,その中から共感的な態度を獲得していく指導方法を探ることが必要となった。本年度は,附属三原中学校で実践した幼児ふれあい体験学習において,生徒の体験振り返りレポートの記述内容を分析した。ふれあい体験の振り返りにおいて,女子生徒は,自分自身の感情状態に注意が向きやすい傾向があった。一方男子生徒は,事前の学習における目標や注意点を意識して体験に臨んでいる傾向が認められ,幼児の行動をより客観的に観察することができていた。また,自分の幼児期に関する記述が多く認められた。幼児期の自分と,ふれあっている幼児とを重ね合わせることは,幼児に対するより肯定的なイメージを惹起し,幼児に対する積極的な関わりかけの元となると考えられるため,ふれあい体験の繰り返しの中で,より客観的に幼少時の自分と重ね合わせるような振り返りを行わせることが求められる。


THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH | 2013

家庭科教員養成課程における浴衣着装授業の構想力育成の課題 : 教科教育,教科内容及び教育実習担当者による学習指導案の評価を通して

Chiyo Demille; Shiho Fujii; Kaori Murakami; Akiko Suzuki; Shinji Imakawa

家庭科教員養成の質を向上させるために,教科教育,教科内容及び教育実習担当者がどのような形で協力,連携できるのか追究するための手がかりを得るために,三者の立場で養成課程の学生の授業構想力の課題を検討することを試みた。題材は中学校における浴衣着装授業とし,浴衣の製作実習を通じて平面構成の知識と技術を学んだ家庭科教員志望の大学生に,100分の学習指導案を作成させた。それらの学習指導案を家庭科教育学担当者,家庭科内容学担当者及び教育実習担当者が,各々の専門の立場から評価した。そしてその評価と考察を通じて,今後の各々の担当授業に対する課題をとらえた。その結果,三者が共通して教材観の深まりや表現に問題があるととらえていることが明らかになった。教材観の構築は,家庭科にかかわらず教職能を向上させていく過程で培われるものであるが, その基盤となる視点をもたせることが必要であり, そのために三者がどのように連携あるいは役割分担することが可能か追究していく必要性が示唆された。また教科教育学と教科内容学の連携だけではなく, 教育実習担当者との情報共有によって,指導の改善に重要な示唆を得られることが明らかになった。


THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH | 2012

中学校技術・家庭 家庭分野における衣生活文化の題材開発 : 浴衣の着装体験による効果の検証

Shiho Fujii; Kaori Murakami; Reiko Isshiki; Chiyo Tanihara

中学校新学習指導要領技術・家庭,家庭分野では,浴衣など和服について調べたり着用したりするなどして,和服と洋服の構成や着方の違いに気付かせたり,衣文化に関心をもたせたりするなど,和服の基本的な着装を扱うことが有効な手だてとなり得ることが述べられている。甚平製作が衣生活文化の題材として有意義であるという昨年の成果をふまえ,本研究では浴衣の着装体験を通して,和服と洋服の違いや近年の衣生活の変化を理解し,衣生活を豊かにするための工夫ができるような衣生活文化の題材開発を行い,その効果を検証した。本題材は,広島大学附属三原中学校にて平成23年度中学3年生を対象として行った。その結果,浴衣の着装体験を通じて,和服と洋服の違いや衣生活の歴史と現状を実感的に理解し,そのことによって衣生活文化に対する意識に変容がみられることが明らかとなった。特にこの着装体験授業では,ショートパンツの製作活動との関連付けを行ったことが,生徒たちの意識の変容に効果的であったと考えられる。今後の課題として,製作活動と着装体験によって得た刺激と,自分の生活知をつなげて,とらえなおす実感的な学びを得る場を持たせた題材展開を目指したい。


THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH | 2010

中学校「技術・家庭」家庭分野における着装学習の指導方法に関する研究 : 衣生活の自己・他者分析を通した評価活動の検討

Kaori Murakami; Akiko Suzuki; Mizuho Kinoshita; Shiho Fujii; Shin Hayashibara

中学校「技術・家庭」家庭分野における着装学習に関する効果的な指導方法について, 授業での学習内容を生かして着装できるようになることを目的に, 検討を行った。まず自己の衣生活を見つめ, 日常の着装行動を自己と他者から評価することを長期休暇の課題とした。また本時では, 色彩に着目しパーソナルカラーを探る活動を行い, 着装学習とその評価活動に関する指導方法に検討を加え, 実践し, その効果を検証した。さらにこれらの評価活動の有用性についても検討した。実践は, 広島大学附属三原中学校の3年生を対象に, 2009年12月に行った。 日常生活の着装行動について評価活動を取り入れた結果, 生徒自身が個々の衣生活を多面的にとらえ, 衣服や着装に対する関心が高まった。デザイン, 色彩, 素材を, TPOに応じて適性を考慮しながら衣服選択していることを, 自己評価を通じて認識するなかで, 生活知と学校知の結びつきが行われていることが明らかとなった。これより, 色のみでなく複合的な着装のあり方を学習できる実践方法として, 自己と他者による評価活動が有効であることが示唆された。今後は被服製作活動への展開を試み, 評価活動との関係性を検討することが課題である。


広島大学大学院教育学研究科共同研究プロジェクト報告書 | 2018

異教科で協働できる教員を育成するための実践的研究(2) : 異教科が協働する授業づくりへの「広大モデル」提示を目指して

Yosuke Yanase; Yasuko Iwasaka; Mitsuko Kashiba; Yukinori Kitadai; Akitaka Kimura; Shiho Kurosaka; Kazuhiro Kusahara; Akiko Suzuki; Hideyuki Tanaka; Takanori Tsutaoka; Takashi Tokunaga; Yoshiyasu Hamamoto; Seiji Fukazawa; Kazunami Mine; Kaori Murakami; Kentaro Yagi


Journal of Textile Engineering | 2018

Extraction of 3D Tight and Flared Skirt Curved Shapes by Relating Sensitivity Images and Physical Properties with 3D Curvature Values

Tomoe Masuda; Minami Wada; Kaori Murakami; Hiroko Yokura


Bulletin of the Graduate School of Education, Hiroshima University. Part. II, Arts and science education | 2016

家庭科教員養成における教科観の構築に関する研究 : 広島大学人間生活系コースにおけるカリキュラムの検討・改善をめぐって

Akiko Suzuki; Kaori Murakami; Yoko Kajiyama


Abstracts of Annual Congress of The Japan Society of Home Economics 67th Annual Conglress of The Japan Society of Home Economics | 2015

On fitting learning of home economics for looking at oneself

Misaki Shimokubo; Kaori Murakami; Akiko Suzuki

Collaboration


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Kazuhiro Kusahara

Naruto University of Education

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