Keisuke Katoh
Shimane University
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Publication
Featured researches published by Keisuke Katoh.
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1974
Keisuke Katoh; Masaru Nokata
飼料中に添加した亜鉛がラットの血清中銅およびセルロブラスミン含量,肝臓中銅含量および尿中銅排出量に及ぼす影響について検討した.ウィスター系ラットに精製飼料を給与し,銅は飼料中に添加または腹腔内注射した.その結果,飼料中に800ppmの亜鉛を添加したラットでは血清中銅およびセルロプラスミン含量が著しく低下し,銅を添加したものとしないものとの間にほとんど差がみられなかった.肝臓中銅含量も8000ppmの亜鉛添加によりかなり低下したが,そのうち銅を添加したものの肝臓中銅含量は,銅を添加しなかったラットでの値よりも高かった.尿中銅排出員は,銅を飼料中に添加して給与したラットでは8000ppmの亜鉛添加によりやや減少するが,銅を腹腔内注射したラットでは亜鉛を給与しても尿中銅排出量は全く低下しなかった.以上の結果から,血清中銅のうち尿中排出に影響する分画は飼料中亜鉛により減少しないのではないかと推察され,これは銅欠乏飼料を給与したラットのばあいとは異なるようであった.
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1974
Keisuke Katoh
ウィスター系ラットに低銅飼料を給与し,その尿中銅排出量と血清中銅とセルロプラスミン含量の経時的推移を観察した.若令雄ラットに0.87ppmの銅を含む飼料を給与したところ,血清中銅含量,尿中銅排出量ともに最初の7日間に急速に減少した.同じく若令雄ラットに1.16ppmの銅を含む飼料を給与したところ,血清中銅含量,尿中銅排出量とも11日目まで全く減少しなかった.すなわち,飼料中銅含量がある一定の量からわずかに低下することにより,血清中銅含量は著しく減少し,それに伴って尿中銅排出量も減少するようであった.成熟雌ラットでは,低銅飼料(銅含量0.74ppm)を給与したばあい,血清中銅含量と尿中銅排出量が低下しはじめるのに10日以上を要した.これは,成熟ラットの体内銅蓄積量が多いためと考えられる.また,成熟雌ラットでは若令雄ラットに比べて血清中銅含量が高い割に尿中銅排出量が少なかった.血清中セルロプラスミン含量は,以上のいずれのばあいも血清中銅含量とほぼ同様に推移したが,減少のしかたは血清中銅含量よりもやや顕著であった.
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1981
Keisuke Katoh
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1972
Keisuke Katoh
Bulletin of Ishikawa Agricultural College | 1999
Keisuke Katoh; Tomoya Usagawa; Makoto Nakamura
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1991
Keisuke Katoh; Makoto Nakamura; Tomoya Usagawa
Bulletin of Ishikawa Prefecture College of Agriculture | 1990
Tomoya Ussagawa; Makoto Nakamura; Keisuke Katoh
Bulletin of Ishikawa Agricultural College | 1990
Keisuke Katoh; Makoto Nakamura
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1989
Keisuke Katoh; Makoto Nakamura
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1988
Keisuke Katoh; Makoto Nakamura