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Dive into the research topics where Seiichiro Kihara is active.

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Featured researches published by Seiichiro Kihara.


Journal of elementary education and curriculum | 2018

小学校4 年生の体育授業における戦術的知識の変容に関する一考察 : フラッグフットボールにおけるオフェンスのガードに着目して

Junya Yokura; Seiichiro Kihara; Kohei Sakata

試合の中で戦術的な動きを行ったり,試合をする以前に作戦を立案したりする際には,いずれも戦術に関する知識が必要となる。それゆえ,ボール運動の学習を効果的に進めるためには,戦術に関する知識の指導が重要であるといえる。本研究は,フラッグフットボールにおけるオフェンスのガードに着目して,児童の戦術的知識の変容を明らかにすることを目的とした。 そこで,単元の前後に戦術的知識テストを行い,記述を分析した。その結果,多くの児童がガードの戦術的知識を獲得していたことが明らかになった。それは具体的には,ガードの役割や原則といったガードの「宣言的知識」や,敵や味方の動きを意識したガードの動き方というガードの「手続的知識」であった。また,作戦を成功させるために必要となる効果的なガードの仕方に関する「手続的知識」を獲得していた児童も多くみられた。


THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH | 2016

小学校高学年の跳び箱運動「首はね跳び」につながる,学習モデルの開発

Hiroshi Nakanishi; Kohei Sakata; Rie Yuasa; Eiji Umeno; Seiichiro Kihara; Kazuki Oosedo

本研究は,「首はね跳び」につなげるための学習モデルの開発を目的としている。本年度は,台上で行う「首はね跳び」の前段階として,頭越しの回転を含む腰の沈み込みのあるはね動作を獲得するための下位教材として,「前転ブリッジ」に焦点を当てて研究を行った。 本研究により,「首はね跳び」に必要な腰の沈み込みのあるはね動作を獲得するためには,アンテナブリッジで腰の沈み込みのあるはね動作を獲得した後に,前転ブリッジにおいて頭越しの回転を含む腰の沈み込みのあるはね動作を獲得する学習モデルが有効であることが分かった。また,前転ブリッジにおいて腰の沈み込みのあるはね動作を獲得するためには,前転のスピードコントロールを意識させる学習が必要になることが明らかとなった。


THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH | 2012

仲間とかかわり合いながら,運動が「わかる」「できる」,学びを「いかす」授業の創造(3) : 「ゴール型」ゲームの空間認知力の育成に着目した授業づくり

Yasunobu Saiki; Yumi Fujiwara; Yosinobu Kobayakawa; Seiichiro Kihara; Chiaki Matsuo

本研究は,子どもたちが運動の仕方が「わかる」こと,運動技能をのばし「できる」ようになること,さらに,学習したことを「いかす」ことで学びを広げ,運動に親しむと共に,その楽しさを味わうことができるようにするため,ボール運動における「ゴール型ゲーム」に着目し,授業研究を行ったものである。特に,ゴール型ゲームに必要な能力を空間認知力(ゲーム場面において自分がおかれている状況を的確に分析して把握し,適切な動きかを瞬時に決定する能力)と設定した。子どもたちはパスを回して相手コートにボールを運んだり,ノーマークでシュートをしたりできる有効な空間に気づいたりして,それを生かした作戦や動き方について考え,理解することができるようになった。研究を進めていく中で,「空間認知力」はボールを持っているときと持っていないときの両方に必要な力であること,また,「空間認知力」を発揮するには,合わせてボール操作技能も段階を追って育成していかなければならないということが明らかになった。


THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH | 2012

「わかる」ことの位置づけを明確にした体育科授業づくり : フラッグフットボール教材における言語活動の充実を図る手立てに焦点を当てて

Teruaki Ohue; Kazuki Oosedo; Rie Yamasaki; Seiichiro Kihara; Jun Murai

2011年より実施された学習指導要領では,学習活動の基盤となる言語に関する能力の育成を重視している。体育科の基本方針においても「集団活動や身体表現などを通じてコミュニケーション能力を育成する」,「筋道を立てて練習や作戦を考え,改善の方法などをお互いに話し合う活動などを通じ論理的思考をはぐくむ」とあるように,言語活動の必要性を唱う。 運動学習において,技術を提示するだけでは運動は習得されない。運動学習で大切なことは,教師自身が子どもの動きに,どんな感じで動こうとしているのか(動きの意味構造)を見抜き,子どもに必要な運動感覚能力を育てるための動きの課題や道しるべとなる指導を行うことである。本研究では,指導の際,最も有効な手立ての一つになる言語に焦点を当てる。ここでは,フラッグフットボールにおける言語活動を充実する手立てを,授業実践を通して明らかにしたものである。具体的には,フラッグフットボールで動きを発生・修正・洗練させるための動感言語を授業実践のなかで収集・検証し,動きをつくる効果的な言語(擬音・タクト的表現・かけ声など)を明らかにすることを試みた。


THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH | 2011

仲間とかかわり合いながら, 運動が「わかる」「できる」, 学びを「いかす」授業の創造(2) : ゲーム・ボール運動「ゴール型」・球技「ゴール型」の授業づくりを通して

Yasunobu Saiki; Yumi Fujiwara; Yosinobu Kobayakawa; Seiichiro Kihara; Chiaki Matsuo

本研究は, 子どもたちが運動の仕方が「わかる」こと, 運動技能をのばし「できる」ようになること, さらに, 学習したことを「いかす」ことで学びを広げ, 運動に親しむと共に, その楽しさを味わうことができるようにするため, ボール運動における「ゴール型ゲーム」に着目し, 授業研究を行ったものである。特に, ゴール型ゲームに必要な能力を空間認知力(ゲーム場面において自分がおかれている状況を的確に分析して把握し, 適切な動きかを瞬時に決定する能力)と設定した。子どもたちはパスを回して相手コートにボールを運んだり, ノーマークでシュートをしたりできる有効な空間に気づいたりして, それを生かした作戦や動き方について考え, 理解することができるようになった。また, 「できる」についてもボール操作技能の向上を伴うことによって, 有効な空間を生かした運動を楽しむ児童・生徒が育ってきた。この事によって空間認知力の育成という視点で授業を展開していくことが, ゴール型の学習において, 重要であることがわかった。


Hiroshima journal of school education | 2010

体育授業の悩み事に関する調査研究(その1) : 教職経験に伴う悩み事の差異を中心として

Hitoshi Kadomoto; Yasusada Matsuda; Seiichiro Kihara; Shotaro Iwata; Ryuji Tokunaga; Toshio Hayashi; Jun Murai; Kengo Kakazu

The purpose of this paper is to grasp the actual situation that what kinds of difficulties primary school teachers have in physical education classes according to their teaching experiences.


THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH | 2009

「特色ある教育実習プログラム」の実施に関する研究(II) : 「教育実習観察」の効果に関する調査研究

Seiichiro Kihara; Nobukazu Matsuura; Wataru Inoue; Takahito Yamasaki; Tadaaki Tanimoto; Tetsuo Isozaki; Takeshi Yamaguchi; Masayasu Nagamatsu; Hideki Morita; Shigeo Mase; Yukiko Hatasa; Masurao Kusama; Akiko Yokota; Yoshiyasu Hamamoto; Shiho Ikarashi; Hiroaki Fukazawa; Yuko Okamoto; Masunori Tokinaga; Shinji Kurihara; Toru Matsumoto; Masaki Jinno; Yasuhiro Omatsu; Jyunji Kanamaru; Yoshifumi Kono; Ryozou Harada; Yasushi Shimamoto; Kazushige Kimoto; Yoshiro Mito; Koji Takemori; Susumu Kono

本研究の目的は, 2008年度に実施された「特色ある教育実習プログラム」に関して, 「教育実習観察」の効果に焦点化して報告することである。検討の結果以下の点が明らかとなった。①「小学校教育実習観察」は, 目標とした小学校教育実習のイメージの形成, 教職に関する意識向上, 次年度の教育実習に向けた課題意識の形成の点で有効であった。しかし, 参加学生の当日の態度, 事前指導等に関して改善を要する課題も明らかになった。次年度に向けて, 参加学生の目的意識の涵養や社会人としてのマナーの向上のために事前指導の内容を改善すること, とりわけ2年次生と3年次生との事前の連絡を充実することが課題とされた。②「中・高等学校教育実習観察」は, 目標とした中・高等学校教育実習のイメージの形成, 教職に関する意識向上, 次年度の教育実習に向けた課題意識の形成の点で有効であった。しかし, 参加学生の目標の理解, 次年度実習に向けた学生の課題の解決, 成績評価の方法等に関して今後取り組むべき課題も明らかになった。今後は, 次年度の授業化に向けて観察する内容の情報伝達について事前指導を充実すると共に, 成績評価の方法を整備することが課題とされた。


Hiroshima journal of school education | 2007

学校及び児童生徒支援活動を通して育成される教師としての臨床的指導力に関する研究 : 広島大学における「特色ある教育実習プログラム」提案を受けて

Takaya Kohyama; Shinji Kurihara; Takashi Yonezawa; Tazuko Aoki; Wataru Inoue; Yumiko Suzuki; Takashi Hayashi; Noritsugu Yamauchi; Atsushi Asakura; Keiko Itoh; Atsumi Ueda; Seiichiro Kihara; Hirokazu Kimura; Atsuko Gondo; Kazuyo Nakamura; Hitoshi Matsumoto; Kazushige Mizobe; Takahito Yamasaki; Hideyuki Kobayashi; Tadaaki Tanimoto; Akihiko Wakamatsu

The purpose of this study was to clarify contribution of a students school and child support activity in public school to foster a students competence comprising both a theoretical and practical viewpoint. To achieve this purpose, we performed three analyses. The first is questionnaire survey for the students engaged in learning support in junior high schools. The second is interview for the students engaged in learning support in an elementary school. The third is interview for Faculty of Education of Shimane University that has already had advanced system of this field. Through these analyses, we indicated importance of supervision for students to foster a students competence comprising both a theoretical and practical viewpoint and showed an action policy on fostering the competence.


Archive | 2010

A study on the difficulties of teaching in physical education (Part I): Focusing on the difference of the difficulties according to teaching experiences

Hitoshi Kadomoto; Yasusada Matsuda; Seiichiro Kihara; Toshio Hayashi; Jun Murai; Kengo Kakazu


広島大学大学院教育学研究科共同研究プロジェクト報告書 | 2018

広島県にローカライズした小学校教員の養成・採用・研修の一体化に向けた研究 : 地域拠点としての広島県小学校教員養成コンソーシアムの設立に向けて

敦子 権藤; Atsushi Asakura; Keiko Itou; Atsumi Ueda; Seiichiro Kihara; Hirokazu Kimura; Hirotaka Nanba; Hitoshi Matsumoto; Takahito Yamasaki; Satoshi Ikeda; Yasuko Iwasaka; Daisuke Terauchi; Tadamichi Nagata; Kazuyo Nakamura; Nagako Matsumiya; Taketo Matsuura; Kazuki Oosedo

Collaboration


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Hiroshi Nakanishi

International Pacific University

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Keiko Ito

University of Maryland

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