Shunmei Mitsuzawa

Ecological alloy of Li-Al

Ecological uses are suggested for Li-Al super-light alloys. In addition to life saving, the environmentally conscious (ecological) applications are for recycling and fuel saving. To prevent corrosion, coating treatments are investigated. The stiffened resin, treated by a sheet electron beam on the Li alloy is a successful coating material. The reactions of Li-Al alloys are investigated in water.

Scrap Free Alloy and Its EB-Stiffened Coating Resin

A scrap free alloy is a new concept for materials. We introduce how to determine the composition of scrap free alloy and its coating materials. The optimum alloy composite is Al16 + 8 at% Li. Furthermore, the EB-stiffened resin is very good protective coating film for Li based scrap free alloy.

Synthesis of Ultrafine Particles of Magnetite by Homogeneous Precipitation Method.

尿素の加水分解を利用した均一沈殿法によるマグネタイトの合成法は結晶性のよい比較的粒子の揃ったものが得られる。そこで著者らは,この系にアニオン界面活性剤を添加する方法で超微粒子の合成を試みた。塩化鉄(II)と塩化鉄(III)の混合水溶液に尿素を溶解し,さらにアニオン界面活性荊であるドデシル硫酸ナトリウム(SDS)を添加して加熱した。塩化鉄(III)の加水分解によりβ-FeO(OH)が生成するが,pH5付近ですべてマグネタイトに変化した。得られたマグネタイト粒子はSDSにおおわれており,6か月間経過しても沈降しない安定な分散液として得られた。このような安定な分散液が一回の操作で得られた。15000rpmで遠心分離し,真空乾燥した粒子は30～80nm(平均50mn)の大きさの超微粒子であった。粒子はおよそ15.9wt%のSDSを含んでいた。保磁力がきわめて小さく,0.96 Oe,飽和磁化率は30.5emu/gであった。

The Influence of Water Content on the Sorption of Atmospheric Aromatic Hydrocarbons Into Soil.

大気汚染物質の挙動を把握するためには汚染物質の反応性ばかりでなく,大気と接する水,土壌,植物などの相互作用について知る必要がある。ここでは,大気中汚染物質として芳香族炭化水素を,大気と接する物質として土壌(関東ローム)を用い,芳香族炭化水素の土壌収着について検討を行った。ベンゼン,トルエン,o-キシレンの土壌による等温収着において,これらの収着量は収着平衡濃度に比例し,Henry則にしたがうことが明らかとなった。また,土壌の含水比が大きくなると,芳香族炭化水素のHenry則定数が小さくなることが明らかとなった。直射日光の下で土壌の含水比は2%程度になることから,芳香族炭化水素は乾燥状態の土壌に収着濃縮され,水分が加わることにより,地上付近に放出される可能性がある。特に含水比が2～10%付近で変化するとき,その可能性が大きいと推定された。

Capillary method of gas sampling under constant flow rate for the measurement of time average concentration of hydrocarbons in the atmosphere.

キャピラリーを利用した大気成分の分析のための新しいサンプリング法を開発した.この装置では,キャピラリーの一方を大気に開放し,他方を真空容器に接続するが,真空容器の圧力が0から0.3気圧に増大するまでの範囲では,圧力に関係なく流量はほぼ一定であり,0.3気圧以上真空系の圧力が高くなると,キャピラリーの長さや内径に関係なく流量が減少することを確認した。この性質を利用して,内圧が0から0.3気圧にまで増大する範囲でキャピラリーを通して大気のサンプリソグを行えば採取した容器内の試料濃度はサンプリング期間中の一定流量下での時間平均値が得られる.このことを確かめるために炭化水素を用いて一定時間ごとにその濃度を変化させて採取した試料の時間平均濃度を測定したところ,計算値と一致することを確認した.本サンプリング法は炭化水素の時間平均濃度の分析に適用できることを確認した.本法は大気中炭化水素,労働作業環境の有機化合物などの時間平均濃度を測定するためのサンプリング法として有用であることが推定された.

Methods for Observing the Deformation of an Aqueous Paramagnetic Solution in a Magnetic Field

Two methods have been worked out for the observation of the deformation of a paramagnetic aqueous solution in a magnetic field. The deformation was observed on: (1) a layer of a solution covered with a water-immiscible organic liquid and (2) a drop of the solution suspended in the liquid.