Tadahiko Hoshino
Tohoku University
Network
Latest external collaboration on country level. Dive into details by clicking on the dots.
Publication
Featured researches published by Tadahiko Hoshino.
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1981
Takeshi Tsuchiya; Tadahiko Hoshino; Hideo Tamate
腎臓の糖原沈着は正常な動物では胎生期や幼若期の集合管にみられ,尿細管の発達に関与している.一方,成育した動物ではこの糖原沈着は一般に観察されないと報告されている.しかし,ヒトや動物では糖原病や尿細管アシドーシス症で,近位尿細管やヘレンのわなの太い部分に糖原沈着が観察されている.めん羊では糖原病の報告はあるが,腎臓の糖原沈着の記載はない.この研究では,授乳中の子めん羊と成育しためん羊の腎臓,さらに成育しためん羊で酪酸を血中より投与した腎臓の糖原沈着について組織化学的に比較した.授乳中め子めん羊では,集合管に多量の糖原沈着が観察された.成育しためん羊では少量の糖原沈着が集合管とヘンレのわなの太い部分に観察された.一方,酪酸を投与されためん羊では著しい糖原沈着がヘンレわなの太い部分に,中等度の糖原沈着が集合管に観察された.以上の結果より,めん羊の集合管にみられた糖原沈着は幼若期では尿細管の発達と深い関係をもち,成長とともに減少すると思われる.一方,ヘンレのわなにみられた糖原沈着は酪酸投与によって多量に観察されることから,酪酸によって起こされたアシドーシスによる糖代謝異常が原因ではないかと考えられる.
Nippon Eiyo Shokuryo Gakkaishi | 1969
Tatsuo Koyanagi; Osamu Itikawa; Tadahiko Hoshino; Teru Takanohashi; Keiko Oikawa
AAに欠乏したモルモットにDHAを与えるとネズミの場合のように糖尿になるか, それともAAに還元されてAA欠乏に伴う肝のSDの低下を防ぐかを明らかにするために欠乏モルモットへのDHAの影響を研究した。またAA欠乏の際にモルモットの炭水化物代謝の障害が起きるといわれているので, この代謝に関係したSDのほかにピルビン酸脱水素酵素についても検討した。その結果 (1) AA欠乏モルモットではSDは低下するがピルビン酸脱水素酵素は変化しなかった。(2) AA欠乏モルモットにDHAを注射するとこれは直ちにAAに還元され, 低下していたSDは正常に復した。このようにDHAはモルモットに対しAAの効果を出すことができるが体内のSHを減少させるという欠点がある。これは老化現象と関係があると思われる。
Nippon Eiyo Shokuryo Gakkaishi | 1976
Tai Hong Paik; Tadahiko Hoshino; Takashi Kaneda
Journal of Nutritional Science and Vitaminology | 1980
Masanori Yashiro; Tadahiko Hoshino; Shuichi Kimura
Tohoku journal of agricultural research | 1991
Hitoshi Sato; Shyuichi Ohwada; Tadahiko Hoshino
Tohoku journal of agricultural research | 1990
Tadahiko Hoshino; Atsushi Suzuki; Takahiro Yamaguchi; Shyuichi Ohwada; Minoru Ota
Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition | 1989
Yearul Kabir; Tadahiko Hoshino; Michio Komai; Shuichi Kimura
Tohoku Journal of Experimental Medicine | 1981
Takahiro Yamaguchi; Tadahiko Hoshino; Hideo Tamate
Tohoku journal of agricultural research | 1963
Hideo Tamate; Kazuo Ishida; Yo Kondo; Fumio Kondo; Tadahiko Hoshino; Yoshiyuki Toryu
Nihon Chikusan Gakkaiho | 1991
Takahiro Yamaguchi; Haruki Kitazawa; Tadahiko Hoshino