Teru Takanohashi
Iwate University
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Publication
Featured researches published by Teru Takanohashi.
Pediatrics International | 1961
Teru Takanohashi
To gain information as to the effect of nutrients on the cystine content of hair, this observation was conducted on the hair of infants and children of various nutritional conditions ranging from that of the standard Japanese children to those of severe malnutrition comparable to Kwashiorkor.
Nippon Eiyo Shokuryo Gakkaishi | 1969
Tatsuo Koyanagi; Osamu Itikawa; Tadahiko Hoshino; Teru Takanohashi; Keiko Oikawa
AAに欠乏したモルモットにDHAを与えるとネズミの場合のように糖尿になるか, それともAAに還元されてAA欠乏に伴う肝のSDの低下を防ぐかを明らかにするために欠乏モルモットへのDHAの影響を研究した。またAA欠乏の際にモルモットの炭水化物代謝の障害が起きるといわれているので, この代謝に関係したSDのほかにピルビン酸脱水素酵素についても検討した。その結果 (1) AA欠乏モルモットではSDは低下するがピルビン酸脱水素酵素は変化しなかった。(2) AA欠乏モルモットにDHAを注射するとこれは直ちにAAに還元され, 低下していたSDは正常に復した。このようにDHAはモルモットに対しAAの効果を出すことができるが体内のSHを減少させるという欠点がある。これは老化現象と関係があると思われる。
Nippon Eiyo Shokuryo Gakkaishi | 1965
Tatsuo Koyanagi; Shin-ichi Hareyama; Teru Takanohashi
1) 貧しい食事をとっている学童にミネラル, 各種ビタミンあるいはこれとともにメチオニンを与えると, 毛髪シスチン含量が高まった。この投与物にさらに脱脂粉乳を加えると一層シスチン含量の増加がみられた。2) ミネラルとビタミンとだけの場合, あるいはこれとメチオニンを併用した場合に, 暗調応は改善されるがまだ正常でない。脱脂粉乳をこれとともに同時に与えるとはじめて正常になった。3) ミネラル, ビタミンとともにメチオニンを与えた群では尿中にクレアチンの濃度が増し, 体重増加も他のメチオニンを加えぬ群に比べて大であった。
Nippon Eiyo Shokuryo Gakkaishi | 1963
Tatsuo Koyanagi; Teru Takanohashi; Keiko Oikawa
(1) 栄養摂取の不完全な地区の人々の毛髪シスチン含量は比較的よい栄養状態の人々のよりも低い。(2) 栄養のすぐれていない学童にV.Aあるいは牛乳を, また栄養不良の乳児に牛乳を飲用させるとシスチソ含量は高まった。(3) 毛髪シスチン含量は年令の進むとともに減少するが栄養の影響を強く反映する。したがってシスチン含量は栄養判定の指標となり得ると思われる。
Nippon Eiyo Shokuryo Gakkaishi | 1961
Teru Takanohashi
岩手県水田地帯の農村に食生活の改善を行なった。このため保全素を供給することの多い作物の栽培, 畜産, カルシウムみそ, にんじん, ほうれん草の共同購入, やぎ乳チーズ, 大豆強化パンの奨励を行なった。この改善実施5年後に幼児ならびに小学校学童の身長は5年前の相当年令より増し, 中枢神経系血管損傷, 肺炎, 心臓病, 悪性新生物および腸炎による死亡が激減した。これに対し食生活の改善を行なわなかった隣接村ではこの5年間に中枢神経系血管損傷, 悪性新生物, 肝硬変による死亡が著しく増した。著者は改善村のこれらの効果を栄養摂取の改善の結果と考えたい。本研究にあたり, つねに御助言御指導を賜った岩手大学農学部小柳達男教授, ならびに調査指導に御協力いただいた花巻保健所栄養士加藤美奈子嬢, および協力された村の方々に心から謝意を表する。なお改善を行なった谷内村倉沢婦人会は昭和34年全国食生活改善協議会コンクールに第1位を得たことを付記する。
Nippon Eiyo Shokuryo Gakkaishi | 1959
Tatsuo Koyanagi; Teru Takanohashi; Hiroko Oshida
1) やぎ乳チーズを製造するにあたり, レンネットによる凝固物を木灰中に埋めて乾燥することにより, 夏季においてもチーズを製造することができる。2) このチーズをひえに添加した場合の栄養価値をラッテの発育試験により, ひえにみそ, にんじん, なつとう, メチオニン及び炭酸カルシウムを添加したものの栄養価値と比較し, 後者に優るとも劣らぬことを示した。また絶食マウスの肝臓蛋白の再生試験によつてこのチーズは, なつとう, あるいはなつとう十メチオニンよりも優秀であることを知つた。
Nature | 1961
Tatsuo Koyanagi; Teru Takanohashi
Tohoku Journal of Experimental Medicine | 1965
Tatsuo Koyanagi; Shin-ichi Hareyama; Teru Takanohashi
Agricultural and biological chemistry | 1969
Harue Taira; Tatsuo Koyanagi; Teru Takanohashi; Keiko Oikawa
Tohoku Journal of Experimental Medicine | 1969
Tatsuo Koyanagi; Shin-ichi Hareyama; Ryosuke Kikuchi; Teru Takanohashi; Keiko Oikawa; Noriko Akazawa