Yoshiharu Morita
Max Planck Society
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Publication
Featured researches published by Yoshiharu Morita.
Nippon Kagaku Kaishi | 1971
Yoshiharu Morita; Saburo Hattori
2,7-オクタジエニルアセタートとブタジエンのロジウム触媒反応についてはすでに報告した。本報では一般に-CH=CH(CH2)nCH=CH-の構造を有する非共役ジエンとブタジエンのロジウム触媒反応についてn=0-4の範囲で検討し,非共役ジエンの二つの二重結合がロジウムに配位するキレート型錯休の形成とその反応性について考察した。その結果n=0, 1, 4の場合にはキレート型錯体は形成されにくく, n=0ではπ-アリル錯体を経由して反応が進行し,またn=1, 4では通常のα-オレフィンの反応が優先すること, n=2, 3の場合にキレート型錯体が形成されるが, n=2では錯体が安定で反応性に乏しく, n=3の場合のみ錯体が適度に不安定でブタジエンとすみやかに反応することができると結論した。
Nippon Kagaku Kaishi | 1971
Yoshiharu Morita; Naoshi Imaki; Saburo Hattori
2,7-オクタジエニルアセタート〔1〕とブタジエンの反応において,ロジウム触媒の活性を増大させて酢酸ドデカトリエニルをより有利に合成することを目的として種々の検討を行なった。まずロジウム触媒におよぼす塩酸の効果を検討し,Rh1グラム原子あたり少なくともCl2グラム原子が必要であることがわかった。また反応の進行とともに触媒活性が低下していく原因のーつは2,6-オクタジエニルアセタート〔5〕および反応生成物〔2〕,〔3〕(いずれも前報に述べたn=2の非共役ジエン)による被毒であろうと推論した。さらに,反応系に四塩化炭素を存在させると触媒活性がいちじるしく増大することを見いだした(四塩化炭素は他のオレフィンとジエンのロジウム触媒反応にも有効であった)。このほかエチルアルミニウムクロリド類,およびトリメチルクロルシランもいちじるしい添加効果があった。四塩化炭素系で水素を共存させるとさらに好結果が得られた。
European Journal of Organic Chemistry | 1967
Roland Köster; Yoshiharu Morita
Angewandte Chemie | 1966
Roland Köster; Yoshiharu Morita
European Journal of Organic Chemistry | 1968
Roland Köster; Koichiro Iwasaki; Saburo Hattori; Yoshiharu Morita
Angewandte Chemie | 1966
Roland Köster; Yoshiharu Morita
Angewandte Chemie | 1965
Roland Köster; Yoshiharu Morita
Angewandte Chemie | 1965
Roland Köster; Yoshiharu Morita
Angewandte Chemie | 1965
Roland Köster; Saburo Hattori; Yoshiharu Morita
Archive | 1986
Yoshiharu Morita; Naoshi Imaki; Hisao Takayanagi; Yuki Takuma; Tadashi Shirasaka